知って得する決算申告

資金繰り・3つの原則

資金繰り・3つの原則

会社の資金繰りを良くしていく方法には次の3つの原則があります。

  1. 支払い期間を延ばす
  2. 段階別に分けて回収する
  3. 常に資金調達の準備をしておく

1.支払い期間を延ばす

創業当初にもかかわらず、資金繰りに困ることなく利益を確保する経営者の多くは、「40日後支払い」などのように基準を設けて、取引先とお付き合いをしています。
40日後支払いとは、当月20日締め・翌月末払いで40日サイトの支払い条件です。

ただし、すでに付き合いのある会社にこの支払い方法を提案すると勘ぐられます。
その際は、税理士のアドバイス、銀行からの提案があった、と説明すると相手も納得します。

新たな取引先の会社は、初めから支払い期間を決めてお付き合いすれば問題ありません。

2.段階別に分けて回収する

そのうち取引金額が大きくなると、代金を「手付金」「着手金」「中間金」などの名目で、各段階に分けて回収することをお勧めします。

この方法は建設業では習慣的に行われている内容で、他業種で導入しても問題ありません。
むしろ取り入れるべき最善の手段だと思います。

3.常に資金調達の準備をしておく

内部保留を意識して、いつでも資金調達ができるように、日頃からの備えが大切です。

以上の3つの原則は簡単に取り組めて、効果が出しやすいです。
ただし、資金繰りがうまくいっていない会社では、あまり期待できる効果はでないでしょう。

根本的な解決策は、利益を出して、会社の力をつけていくしかありません。

資金繰りが悪い会社は「売上」や「販売数」を目標設定にしている事が多く、この目標設定自体が悪化の遠因とも言えます。
そこで、逆算方式を用いて「利益」を先に設定すると根本の解決となります。

例えば「売上を5億円」と設定するのではなく、今期は「経常利益を3000万円確保する」というように損益計算書を逆算で設定します。

利益 → 経費 → 人件費 → 粗利 → 仕入 → 売上
の順に数値を導き出すことで、目標となる数値が決まります。

すると経営計画が明確に見えるようになり、その見えてきた数値的目標を1個1個丹念に追い続けるのです。
きっと2、3年後には資金繰りの良い会社に生まれ変わります。

資金繰りのうまい社長は、きっと取り入れているでしょう。
だまされたと思って実行に移せば、必ず慢性的な資金繰りの悪化から解放されるでしょう。

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