はじめての決算

賃借対照表とは

賃借対照表とは

貸借対照表とは、ある一定期間の会社が持っている財産とその源泉を表します。
「源泉」とは“お金が発生する原因”を意味します。

ここで一般人の田中さんを例にとります。
まず田中さんの貸借対照表を見ていきましょう。

▼表.田中さんの貸借対照表

表

貸借対照表では左側に「資産」、右側に「負債」と「純資産」を書きます。

  • 資産
    田中さんには現金と預金、土地・家屋、自動車などの資産があります。 その他にもゴルフ会員権、株券(有価証券)等も資産となります。
  • 負債
    人生でも大きな買い物をするとき、現金でまとめて支払うことは少ないと思います。 例えば車であったり、家はその最たるものです。 その時に使うのがローン=借金ですね。
  • 純資産
    自動車や家を購入する際、最初にまとまった現金(頭金)を払うことがあります。 この頭金が純資産と同じと考えていいでしょう。

資産が表の価格通りに売却できたとして、これを借金(負債)の返済に充てると、純資産が残ります。
この個人の状況をイメージできましたら、次に会社の貸借対照表を見ていきましょう。

▼表.会社の貸借対照表 基本モデル

表

  1. 資産・・・会社が集めたお金の状態
  2. 負債・・・会社の借金の状態
  3. 純資産・・・投資家から集めたお金+会社の利益

(1)資産

資産とは、会社が集めたお金がどういう状態かを表します。
「流動資産」は、1年以内に現金化することができる流動性のある資産です。
「現金」「売掛金」「受取手形」「製品」「商品」などがあります。

逆に「固定資産」は、長期にわたり保有する資産です。
「建物」「機械」「土地」「車輌」などがあり、1年以上にわたって使用する資産です。

(2)負債

負債とは、会社の借金の状態を表します。
「流動負債」は、1年以内に返済をしなければならない借金です。
「支払手形」「買掛金」「短期借入金」などがあります。

「固定負債」は、1年以降に返済をしなければならない「長期借入金」「社債」などがあります。

(3)純資産

純資産とは、投資家から集めたお金とこれまでの会社の利益の合計です。
純資産の中で主に株主から集めたお金のことを「自己資本」といい、返済義務がありません。

表

したがって自己資本が高いほど優良で健全な経営ができていることになります。
自己資本の比率は次の式で表すことができます。

自己資本比率(%)=自己資本÷総資本(負債+純資産)×100

これにより会社の資金力がどれくらいあるか?ということがわかります。

ユニクロやジーユーで有名な「株式会社ファーストリテイリング」の自己資本比率が65.0%。
多くのキャッシュを持つことで有名なゲームメーカーの「任天堂株式会社」がなんと84.8%!
餃子の王将の「株式会社王将フードサービス」だと65.8%と大手企業はとても優秀な経営をしています。※

※各自己資本比率は「Yahooファイナンス」連結決算推移の2012年度より(2013年8月7日時点)

以上のことから貸借対照表は大きく3つの要素で分けることができ、会社の財務状況を知る手掛かりとなります。

「金持ち父さん貧乏父さん」の著書であるロバート・キヨサキさんの言葉をお借りすると

「資産とは、あなたのポケットにお金を入れてくれるもの」
「負債とは、あなたのポケットからお金を奪っていくもの」

です。わかりやすい表現ですね。

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