はじめての決算

決算書とは

決算書とは

決算書とは、会社の「通信簿」、または「成績表」です。

学生の場合は、成績の結果を見て得意科目・苦手科目をピックアップし、どの科目に時間を注ぐか決めていきます。
それに対して会社の場合、決算書を読み解いて、どこに注力するか決め、計画的に経営を進める羅針盤となります。

決算書には主に3つの書類があります。

  1. 貸借対照表・・・会社の全財産がわかる
  2. 損益計算書・・・会社の営業成績がわかる
  3. キャッシュフロー計算書・・・金庫にあるお金の出入り

(1)貸借対照表

貸借対照表とは、ある一定期間の会社が持っている財産とその源泉を表します。
言い換えると創業期からの残高状況です。

ちなみに「源泉」とは言葉の通り、地中から水が湧き出てくる場所を指すことから、“お金が発生する原因”を意味します。

また「ある一定期間」とは、決算の期間のことです。
例えば日本の企業は一般的に3月決算が多いため、一定期間の始まりが4月だとすると、翌3月までの1年間が決算期間となります。
また決算期間の最終月が「決算月」となり、「期末」ともいいます。

(2)損益計算書

損益計算書とは、その1年で会社が儲けたか、損したかがわかる書類を表します。
決算書を初めて読む方でも理解しやすく、売上から経費を差し引いて、1年間の利益を計算します。

(3)キャッシュフロー計算書

キャッシュフロー計算書とは、ある一定期間の会社のお金の流れを表します。

お金は会社の血液です。
人は血液がなくなれば死に至りますが、会社も同様にお金がなければ存続することはできません。
このお金の入ってくる状況(収入)、出ていく状況(支出)を大きく3つに分けることができます。

  1. 営業活動でのキャッシュフロー・・・会社の営業活動から生じたお金の流れ
  2. 投資活動でのキャッシュフロー・・・固定資産や株・債券等の取得・売却でのお金の流れ
  3. 財務活動でのキャッシュフロー・・・営業活動と投資活動を支えるための資金調達・返済の状況

貸借対照表と損益計算書ではお金の流れを見ることができません。

2008年のリーマンショック後に黒字でありながらも倒産した会社は多くありました。
帳簿上では利益が上がっているように見えても、実際の資金繰りではショートしていたのです。
俗に言う「勘定合って銭足らず」。

そうならないためにも、会社のお金(キャッシュ)の流れを把握するために大切な指標です。

「通信簿」をしっかり理解することが会社の健全化、また成長のためにも大事なことなのです。

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