はじめての決算

限界利益を見る

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限界利益とは、“商品を1つ売った時の利益”のことです。
この利益は、売上高から変動費を差し引くと求められます。

限界利益 = 売上高 - 変動費

「変動費」とは、売上が増えるほど、発生する費用です。
変動費の代表例としては、商品や原材料の原価、販売手数料などがあります。

1個 定価100円の商品の原価は75円です。
1個売りさばくと限界利益は25円となります。

この商売をするために人件費(固定費)が100万円かかります。

「固定費」とは、売上に関係なく、発生する費用です
固定費の代表例としては、人件費、管理費などがあります。

100万円は限界利益によってまかなわれる必要があります。
よって、式で表すと

100万円 ÷ 25円 = 40,000個

100円 × 40,000個 = 400万円

となり、40,000個(400万円)を売りさばくと、固定費は回収されることになります。
これを表であらわすとこの通りです。

販売個数売上高変動費限界利益固定費利益
0個\0\0\0\1,000,000\-1,000,000
5000個\500,000\375,000\125,000\1,000,000\-875,000
10000個\1,000,000\750,000\250,000\1,000,000\-750,000
15000個\1,500,000\1,125,000\375,000\1,000,000\-625,000
20000個\2,000,000\1,500,000\500,000\1,000,000\-500,000
25000個\2,500,000\1,875,000\625,000\1,000,000\-375,000
30000個\3,000,000\2,250,000\750,000\1,000,000\-250,000
35000個\3,500,000\2,625,000\875,000\1,000,000\-125,000
40000個\4,000,000\3,000,000\1,000,000\1,000,000\0
45000個\4,500,000\3,375,000\1,125,000\1,000,000\125,000
50000個\5,000,000\3,750,000\1,250,000\1,000,000\250,000
55000個\5,500,000\4,125,000\1,375,000\1,000,000\375,000
60000個\6,000,000\4,500,000\1,500,000\1,000,000\500,000
65000個\6,500,000\4,875,000\1,625,000\1,000,000\625,000
70000個\7,000,000\5,250,000\1,750,000\1,000,000\750,000
75000個\7,500,000\5,625,000\1,875,000\1,000,000\875,000
80000個\8,000,000\6,000,000\2,000,000\1,000,000\1,000,000

この表から販売数量が増えるごとに、利益の変位が見てとれます。
限界利益と固定費の関係は、3つのケースがあります。

限界利益<固定費(赤字)

限界利益=固定費(損失ゼロ=損益分岐点)

限界利益>固定費(黒字)

限界利益と固定費がイコールになるポイントが「損益分岐点」と呼びます。
損益分岐点とは、利益も損失も発生しない、利益と損失の均衡した売上高の金額のことです。

損益分岐点売上高も損益分岐点比率も把握していない会社は珍しくありません。
企業の収益構造、コスト体質の強さを測る判断指標として、ぜひ把握しておきたい数値ですね。

また損益分岐点を次の公式で求めることが出来ます。

数式1
数式2

ここまでいろいろ説明しましたが、内容はいたってシンプルです。
利益を上げるために損益分岐点を超えれば黒字なります、これだけです。

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